在宅ワークでの業務委託とは?働き方のメリット・デメリットを解説

こんにちは、ロウトです。

公務員をやめて在宅ワークで業務委託に切り替えたら年収が5倍になりました。

「在宅ワークで業務委託ってなに?」

「子育てと両立できる働き方を探している」

このようなことでお悩みではないでしょうか。

現在、働き方の多様化が進み、在宅ワークの需要が高まっています。この記事では、在宅ワークでできる「業務委託」という働き方について、わかりやすくご紹介します。

リモートやオンライン勤務に興味のある方は、この機会にメリット・デメリットを知って、あなたに合った働き方を見つけていきましょう!

目次

在宅ワークにおける業務委託とは?

業務委託

「業務委託」とはその名のとおり、業務を外部に依頼する契約のことです。

企業や個人が外部の専門家や企業に特定の業務を依頼してスムーズな業務遂行を目指します。

雇用契約とは異なり、仕事の遂行方法や勤務時間の拘束が少なく、主に成果に対して報酬が支払われる点が特徴です。 

業務委託には、大きく分けて「請負契約」と「準委任契約」の2種類があります。

・請負契約: 特定の成果物を納品することで報酬が発生する契約。(例:動画編集を請け負い、完成品を納品する業務)
・準委任契約: 特定の業務の遂行に対して報酬が発生する契約。(例:コンサルティングやサポート業務を提供する業務)

在宅ワーク歴6年の僕はWebライターとしての請負契約と、ライティングを教えるコンサルティングとしての準委任契約を両方結んでいます。

このように、業務によって契約の形は異なります。

さらに業務委託を、報酬形態を基に分類すると以下の4つの種類があります。

報酬形態内容
成果報酬型成果物を納品することで報酬が発生動画編集・ライティング・デザイン・データ入力など
時間報酬型時給としての働き方エンジニアの開発サポート・コンサルティング業務など
固定報酬型月ごとやプロジェクト単位で報酬が決まる月額契約のマーケティング支援・SNSサポート運用代行など
成功報酬型成果が達成された場合のみ報酬の支払いがある営業代行・アフィリエイト広告運用など

それぞれ契約書の記載項目が異なるなどの違いがあるので、把握しておくと良いでしょう。

在宅ワークで業務委託をする5つのメリット

メリット

時間や場所に縛られない柔軟な働き方である業務委託は、家庭との両立やフリーランスを目指す方にとって大きな魅力です。ここからは在宅ワークで業務委託をする5つのメリットを伝えます。

①好きな仕事が選べる

業務委託の大きな魅力は、自分が得意な仕事や好きな分野を選べることです。デザイン・ライティング・商品撮影・動画編集・プログラマーなど、仕事の種類もさまざまです。

たとえば、文章を書くのが得意な人はライティングの仕事を選び、デザインに興味がある人はバナー制作やロゴ作成の案件に挑戦できます。自分のスキルを活かして仕事を選ぶとモチベーションが維持しやすく、結果的に成長するまでの時間がかかりにくいです。

また、苦手な業務を選ばずに済むため、ストレスが減り、効率的に作業を進めやすくなります。

②収入の上限がない

業務委託では、働いた分だけ収入を得ることができます

正社員やアルバイトのように固定給ではなく、自分の働き方やスキル次第で収入を増やせるのが魅力です。

たとえば、バナー広告デザインの案件が1件1万円だとした場合、1時間で3件仕上げることができれば1時間で3万円の収入になります。時間単位での給料計算ではないため、効率的に働ければ短時間での高収入が可能です。

また、資格を活かしたり、経験とともに単価交渉もしやすくなり、より高い報酬へのチャンスがあります。スキルアップしながら自分の価値を高め、収入も価値に比例するように上限がなくなっていきます

③働き方の自由度が高い

業務委託契約は拘束時間に決まりが無い契約が中心です。そのため、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に仕事を進めることができます。

また、在宅ワークならではの特徴として、電話や対面での打ち合わせが少なく、メールやメッセージでのやり取りが中心となることも魅力の一つです。

以下のようなメリットがあります。

  • 家事や育児、介護の合間に働ける:午前中は家事を済ませ、午後の数時間だけや、子どもが寝た後の夜にまとめて業務に取り組める
  • 通勤時間がない:通勤時間や出社のための準備が要らず、家にいてすぐに業務に取り掛かれる
  • 場所を選ばず仕事ができる:自宅はもちろん、カフェやコワーキングスペースでも作業が可能

また、クライアントと交渉次第では、週ごとの作業量を調整したり、短期間のプロジェクトを選べるため、無理なく働くことができます。

自由なスケジュールを活かして、プライベートと両立しやすい働き方が実現可能です。

④会社の上下関係がない

業務を遂行する上で、社内の上下関係などわずらわしさがありません。

もちろん、クライアントとの信頼関係を築くためのコミュニケーション力は重要ですが、会社特有のしがらみや雑務に振り回されることなく、本来の業務に集中できる点がメリットです。

また、契約ごとに仕事を選べるため、人間関係がストレスになるクライアントとは契約を継続しないという選択もできるでしょう。

⑤キャリアを自分で決められる

業務委託では、自分の希望する方向でキャリアを築いていけます。

たとえば、以下のようなキャリアアップが可能です。

  • ライターから編集者へステップアップ
  • デザイナーとしてより大きなプロジェクトを担当
  • SNS発信の経験からSNSマーケターとして企業のSNSを盛り上げる

自分のペースでスキルを伸ばしながら、キャリアの幅を広げていけるのが魅力です。

在宅ワークで業務委託をする4つのデメリット

デメリット

在宅ワークで業務委託をするデメリットについて紹介します。時間や場所に縛られない分、全て自己管理が必要だったりと、やりがいがあるだけに大変な面もあります。理解しておき、いざ困ったときの対策や準備をしてください。

①社員のような保障がない

会社員のような社会保障や有休などがありません。

社会保障とは健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険などです。雇用契約がある場合、保険費用を会社が負担しており、万が一怪我や病気で働けない状況になっても一定の保証がされます。また、有給休暇や退職金、企業独自の手当なども雇用契約の特徴です。

在宅ワークで業務委託をする場合、このような保障や将来への備えも自分で用意する必要があります。収入に上限がないため、長期的なビジネスプランを組み立てて、個人で加入できる個人年金の検討や休暇分を見越した収入の目標設定をしましょう。

②仕事が取れないと収入にならない

在宅ワークで業務委託契約を結ぶには、自ら案件を獲得しなければなりません。仕事を得るには、クライアントへの提案や実績の積み上げが求められます。会社員とは異なり、新規案件への営業活動を止めれば収入がなくなるリスクと隣り合わせです。

また、安定した収入を確保するには、複数の案件を継続的に受注する工夫が必要です。案件の波があり、急に仕事がなくなるリスクもあるため、計画的に業務を進めなければいきなり収入が0になることもあります。業務効率化スキルも身につけ、効率的に契約を取れる管理能力も磨きましょう。

③時間管理が難しい

業務委託では、納期管理やクライアントとの調整、プライベートとのバランスなど全て自分で管理しなければなりません。一つの案件に予想以上に時間がかかることもあるため、複数のクライアントと契約している場合は、納品スケジュールの調整や急な依頼への対応が難しくなります。

また、在宅ワークは一見、柔軟に働けるように思えますが、プライベートとの境界が曖昧になりやすい点も課題です。子どもの体調不良や学校行事などの予定と仕事が重なると、どちらも中途半端になりやすく、計画的なスケジュール管理が必須となります。

効率よく働くためには、タスクの優先順位を決めることが重要です。納期の厳しい案件は早めに着手し、時間の確保が難しい場合は事前にクライアントと交渉することも必要です。

④確定申告制度の理解が必要

業務委託契約での報酬がある場合、基本的に確定申告が必要です。

確定申告のためには経費の管理や節税の知識も重要です。業務に関連する経費(通信費・機材購入費・在宅ワーク用の光熱費など)を適切に計上することで、税負担を軽減できます。

また、青色申告を選択すれば、控除額を増やし、より有利な税制を活用できる可能性があります。確定申告の知識がないと、思わぬ税負担が発生することもあるため、早めに準備を始め、必要な情報を収集することが大切です。

対策としては報酬や経費の管理は年間分をまとめて処理せず、こまめな売上管理を行いましょう。また、確定申告用に簡易化されたソフトの利用や、税務署での相談コーナーに不明点を聞きに行くのもおすすめです。

在宅ワークで業務委託を始めるための5ステップ

5ステップ

在宅ワークで業務委託の仕事を受注するための方法を紹介します。以下のステップを踏めば、在宅ワークでの業務委託をスムーズに始めることができるでしょう。

【ステップ1】自分のできることを書き出す

まずは、自分ができることを具体的に書き出してみましょう。

  • 今までの仕事での経験は何がある?
  • 家事や育児で培ったスキルは?
  • 趣味で身につけた技術は?
  • これから学んでみたいことは?

「得意」と「好き」を書き出すことで、長く続けられる仕事が見つかりやすくなります。

【ステップ2】受注案件を探す 

業務委託で請け負える仕事を探します。最近は企業の人材募集が増えており、リモートワーク・在宅ワークのニーズも増加傾向にあります。

外注で業務を依頼したい企業であれば業務委託契約は存在するため、探し方に決まりはありません。ここでは初心者でも探しやすい2つの方法を紹介します。

クラウドソーシングで検索する

業務委託の案件はクラウドソーシングサイトに多く掲載されています。各サイトのログインページから案件検索ができ、在宅ワーク向けに細かく分類された仕事を探せます。

検索用の絞り込み機能では、1日で終わるような単発の案件から探せます。まずは無料会員登録をして気になる案件をチェックしてみてください。

主な業務委託契約の仕事が探せる求人サイトは以下です。各運営会社によってサービスの特徴が異なりますので、比較してみることをおすすめします。

  • Indeed(株式会社インディード・ジャパン):利用規約が分かりやすく、案件一覧も見やすい
  • ランサーズ(ランサーズ株式会社):専門性の高い案件を多数掲載
  • ママワークス(株式会社キャリア・マム):主婦・ママ向けの案件が充実
  • クラウドワークス(クラウドワークス株式会社):未経験者でも参加しやすい案件が豊富
  • 業界特化型のサイト

知人や在籍していた会社からの紹介

知人の紹介や在籍していた元の業界や会社からの依頼で業務を請け負うこともあります。

特技を活かした業務委託の場合、過去の実績が仕事を請け負うチャンスになるためです。

ご自身が独立してお仕事を始めたことを知人やお世話になった方にお知らせしてみると良いでしょう。また、デザインなど視覚的な宣伝ができることを業務にしたい場合は、仕事依頼が受けられるSNSアカウントを開設して実績を投稿してみるのもおすすめです。

【ステップ3】ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは、自分のスキルや実績を示すための資料や作品集です。業務委託で仕事を獲得する際、クライアントに自分の実力を証明するために重要な役割を果たします。

選考にはポートフォリオが有力ですが、応募する企業によっては履歴書や職務経歴書、プロフィールが必要なケースもあるため、準備しておきましょう。

【ステップ4】契約を結ぶ 

応募した企業から採用されたら業務委託契約を結びます。仕事を受注する際には、報酬の支払条件・業務範囲・納期・契約解除の条件など契約内容をしっかり確認しましょう。想定される作業時間や修正回数なども、事前に確認しておくとよいでしょう。

要務内容によってはテストや使用期間が用意される場合もあり、報酬が本採用と異なるケースもあるため確認が必要です。

【ステップ5】継続的な案件獲得を目指す 

最初の案件が無事に完成したら、次のステップとして継続的な案件獲得を目指しましょう。

具体的には以下の通りです。

  • 完了した案件の実績を活用する
  • クライアントから次の仕事を紹介してもらう
  • ポートフォリオを更新して新しい案件に応募

一つの案件をきっかけに、次の仕事につながることも多いので、一つ一つの仕事を大切にすることが長く続けるコツです。

在宅ワークで業務委託をする際の注意点

注意点

在宅ワークで業務委託をする場合の注意点を紹介します。より長く、安定して働くために、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

契約書で業務委託内容を明確にする

業務委託の案件を請け負う際は、クライアントと業務内容や範囲などを明確に記載した契約書を作成しましょう。会社が用意しているものがあるはずなので、担当者に問い合わせる必要があります。

契約書を結んでおかないと、実際に業務が始まってトラブルに発展する可能性もあります。必要事項の一覧を確認しながら、以下の項目をチェックしてください。

  • 報酬(振込期日・振込手数料の負担者を含める)
  • 業務範囲(追加が発生したときの対応を含める)
  • 納期(遅延時の対応を含める)
  • 成果物の評価基準(納品後の修正対応の回数を含める)
  • 契約解除・違約金の条件(途中解約時の違約金はあるかを含める)
  • 秘密保持(契約制限の共有を含める)

自分の身を自分で守るために必要な知識を身につけましょう。

確定申告の準備をする

業務委託の収入がある場合、確定申告が必要になることがあります。

確定申告に向けて、日頃から収入と経費の記録をつけ、領収書は必ずもらって保管しましょう。経費として計上できるものには、通信費・機材費・在宅ワーク用の光熱費などがありますので、把握しておくと税負担を抑えられます。

確定申告が必要なケースは以下の通りです。

  • 年間の所得が48万円を超える場合
  • 副業の場合は20万円を超える場合
  • 扶養の範囲で業務委託による所得が年間20万円を超える場合

分からないことがあれば、早めに税務署に相談するのがおすすめです。確定申告の時期になって慌てることのないよう、準備を整えておきましょう。また、2024年より導入されたインボイス制度は、加入次第では消費税の納税が必要となります。

健康管理を意識する

在宅での仕事は、時間や場所に縛られない分、つい頑張りすぎてしまいがちです。パソコンに向かう時間が長くなれば、首や腰への負担も大きくなります。また、運動不足で体調を崩しやすいというリスクもあります。

まずは作業環境を整えましょう。適切な高さの椅子とデスク、目に優しい照明を用意し、定期的な換気を行ってください。体調面では、定期的に軽く体を動かす、遠くを見る程度で良いので、こまめな休憩を取り入れて健康管理を意識しましょう。

気分転換も大切なポイントです。自宅以外の場所で働くことで、新しい発想も期待できます。カフェやレンタルスペースを利用したり、コワーキングスペースで作業したりするのもおすすめです。また、同じ在宅ワーカー向けのオンラインコミュニティに参加することで、情報交換できる仲間を見つけられる可能性もあります。

クライアントとの関係づくり

業務委託は、クライアントとの信頼関係が重要です。いくら得意な仕事でも、信頼関係が崩れてしまうと継続は難しくなってしまいます。企業の大切な業務を任されているという意識を持ち、丁寧な仕事を心がけましょう。

信頼関係を築くための基本は、納期を必ず守ることです。分からないことがあれば、早めに確認するようにしましょう。また、トラブルを防ぐために、指示は必ずメモを取り、重要な話は書面で残すことをおすすめします。進捗状況も適切に報告することで、クライアントも安心して仕事を任せられます。

コミュニケーションは丁寧に行いますが、必要以上に気を使いすぎる必要はありません。お互いが気持ちよく仕事を進められる関係を目指しましょう。良好な関係を築くことができれば、継続的な仕事の依頼や、新しい仕事の紹介につながることもあります。一つ一つの仕事を大切にすることで、長期的な信頼関係を築いていけます。

在宅ワークでの業務委託でよくある質問

よくある質問

業務委託で働く場合のよくある質問をまとめました。

業務委託契約での働き方は自由度が高いため、質問も多様です。ぜひ参考にしてください。

質問①:業務委託とパートどちらが得ですか?

ご自身の希望がどこにあるかで回答が異なります。それぞれのメリットと照らし合わせてみてください。

仮に同じ仕事で雇用形態を選ぶとして、たとえば「稼ぎたい」が第一優先の場合は業務委託で高単価の案件を多く受注すれば業務委託が得になります。

また、家庭との両立がしやすい環境があって、「自分のペースで働きたい」場合も、業務委託がおすすめです。

ただし、「安定したい」が優先の場合は、仕事を受注するリスクを回避しパートの方が精神的に落ち着くと言えるでしょう。

質問②:業務委託の場合確定申告は必要ですか?

一定の水準よりも収入が増えると、確定申告が必要です。ただし、以下の場合は確定申告が不要になります。

  • 個人事業主・フリーランスで年間の所得が48万円以下の場合
  • 給与所得者の副業で業務委託による所得が年間20万円以下の場合
  • 扶養の範囲で業務委託による所得が年間20万円以下の場合

質問③:業務委託とパート掛け持ちしてもいいですか?

基本的にはOKです。

ただし、パート先の就業規則で、副業が認められていない場合もあります。また、確定申告や社会保険の内容が変わる可能性があります。まずは副業が問題ないかの確認をしましょう。

質問④:副業で業務委託をしても良いですか?

原則として可能ですが、注意点が以下です。

  • 雇用先の就業規則で副業が認められているか
  • 業務委託契約側が副業として仕事を請け負っても良いか
  • 所得が年間20万円を超える場合確定申告が必要

また、業種によっては本業の会社の競合になるような場合、競業避止義務に違反する可能性があり、注意が必要です。

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