私が公務員を退職してフリーランスになって叶えた7つの幸せと今の暮らし

私は5年間務めた高校教師を退職し、フリーランスとして独立して4年が経ちました。

公務員を退職して幸せです。

「フリーランスって不安定じゃない?」
「公務員の安定を捨てるなんて、相当覚悟がいるよね」

大学時代の教師の友達からはこんな質問をされます。

会社員への転職ではなく、誰もが疑問に思う道です。

私も1人で悩んでいました。

「公務員をやめたいけど家族を養えるのだろうか」
「大学まで出て得た教員の資格をムダにしていいのか」

私は特別なスキルもない、むしろ生徒から「教師やめろよ」と言われたこともある、そんな平凡な高校教師です。

そんな私が公務員を辞めてフリーランスになった理由は、この3つの想いが重なったからです。

1.家族との時間を大切にしたかった
2.犠牲になる働き方から解放されたかった
3.心からワクワクできる仕事がしたかった

正直なところ、退職を決意したときは不安でいっぱいでした。

周りからも「安定した公務員を辞めるなんて考え直した方がいい」と言われ続けました。

きっとこの記事を読んでいるあなたも、

✅ 公務員の仕事にやりがいを感じられない
✅ 毎日の残業や人間関係にストレスを感じている
✅ 家族との時間を増やしたいと思っている
✅ 新しいことにチャレンジしてみたい

「でも、不安。。。」

そんな気持ちを抱えているのではないでしょうか。

私にはその気持ちが痛いほど分かります。

しかし、退職前の不安は経験を重ねることで安心できる状態へと変わり、平日は家族と過ごせる時間が増えました。

今では九州の田舎で、妻と子どもと愛犬と一緒に暮らしながら、好きな仕事で年収が月収です。

社会人としてのキャリアを大事にしながらも、組織を飛び出して新しい機会に感謝する毎日を送れています。

もし迷っているのであれば、ぜひこの記事を参考にしてください。

目次

【体験談】公務員を退職してよかったこと7つ

retire

退職するのが怖い。

そう思っていたのは上司に打ち明けた時だけです。

今では公務員を退職してよかったと心の底から感じています。

リアルな体験談として7つ、ご紹介します。

自分らしく過ごせる自由な時間が増えた

free time

夜間学校の教師だったので、昼12時に家を出て、夜24時過ぎまで職場にいました。

生徒指導、果てしない会議。

土日も部活動の指導や研修の毎日。

「自分の時間」なんてほとんどありません。

現在の私の朝は、7時に起きて愛犬のルゥと散歩することから始まります。

9時から仕事を始めますが、通勤時間はゼロ。パジャマのままでも仕事ができます。

好きな音楽を流しながら仕事をしたり、午後からは天気が良ければ近所の公園に行ったり、読書をしたり…。

「やりたいこと」を「やりたいタイミング」でできる自由があります。

もちろん「何もしない自由」ではありません。

むしろ、限られた時間の中で成果を出すために、公務員時代以上に集中して働いています。

でも決定的に違うのは、その時間の使い方を自分で決められること。

「今日は午前中に集中して仕事を終わらせて、午後は子どもと遊ぶ時間に使おう」
「この企画は夜の方が集中できるから、昼は別の作業に充てよう」

自分のリズムで1日を組み立てられます。

家族と心ゆくまで過ごせる当たり前を手に入れた

family

飲食店で働いていた妻とは顔を合わせないことすらあった公務員時代。

でも私が脱サラしたタイミングで妻も専業主婦になりました。

田舎に引っ越して、妻の妊娠が分かったときも、そばにずっといることができました。

子供が産まれ、初めての育児もお互い尊重しながら楽しくできています。

朝食も、昼食も、夕食も、家族と一緒に食べられます。

子どもが熱を出したら、すぐに病院に連れて行けます。

愛犬の散歩も、家族みんなで楽しめます。

「特別なこと」だった家族との時間が、今では「当たり前のこと」になりました。

公務員時代の私は「仕事」と「家族」を天秤にかけて生きていましたが、今はどちらも大切にできる生活を手に入れています。

心穏やかに働ける日々でストレスが消えた

not stress

公務員時代は、常にストレスまみれ。

生徒からの暴言、暴力。守ってくれない管理職。休みが取りづらい雰囲気…。毎日が消耗戦。

でも今は毎朝がワクワク。目覚めてベッドメイクをしてから「さあ、今日も頑張ろう」とワクワクした気持ちで仕事を始められます。

・クレーマー対応なし
・誰かの顔色を伺わなくて済む
・自分の価値観に合わない仕事は受けない
・好きな人とだけ仕事をする

私の場合、LINEのやり取りで相性が合わないと感じた方とは、丁寧にお断りさせていただいています。

「仕事を選べる」という自由は、想像以上に心が軽くなるもの。

「収入が不安定で精神的に辛くないですか?」

確かに月によって収入は変動します。

でも、それ以上に「自分らしく働ける」という安心感の方が大きいです。

九州の田舎に引っ越してからは、家賃を含めた4人家族の生活費が約20万円。

固定費を抑えることで、収入の変動に対する不安も少なくなりました。

さらに、オンラインでの打ち合わせや、好きな音楽を聴きながらの作業、自然に囲まれた立地などの環境の変化も大きなストレス軽減につながっています。

公務員時代は「生きるための仕事」でした。

今は「楽しいから仕事をする」に変わりました。

もちろん、締め切りに追われたり、クライアントとの調整で悩んだりすることもあります。

でも、それは「やりがいのあるストレス」であって、心をむしばむようなプレッシャーとは全く違うもの。

成長痛なんです。

人生の大半を仕事で過ごすなら、心穏やかに働ける環境を選びたい。

その願いのもと、理想の働き方を実現できています。

新しい自分を発見できる毎日でワクワク

beautiful day

「教師として生きていく」

公務員だった頃の私は、その一つの肩書きの中に自分を閉じ込めていました。

でも、フリーランスになってから気づいたんです。人生には、もっともっと多くの可能性があることを。

今の私は、

  • 教員のインタビュー記事を作る
  • 企業のホームページを作る
  • SNSの運用を手伝う
  • ライティングを教える
  • 企業のコンサルティング

など、複数の顔を持っています。

知りもしなかった景色を見ることができています。

特に嬉しかったのは、教師として「無能」だと感じていた私が、フリーランスの世界だと「あなたから学びたい」と言ってもらえるようになったこと。

今は公務員から脱サラしたクライアントと一緒に仕事をしています。

さらに面白いのは、学びに終わりがないということ。

新しいWebの技術が出てくれば勉強し、マーケティングの最新トレンドをキャッチアップし、クライアントの課題に合わせて新しいスキルを身につける。

物欲はないけれど知識欲は尽きません。

自己投資を惜しまないのは、新しい自分に出会えるワクワク感があるからです。

公務員時代の私は、決められたレールの上を走り続けるだけでした。

でも今は、自分で新しいレールを敷いていける。それも、好きな方向に、好きなペースで。

「今までの自分」で終わるのではなく、

「新しい自分」に出会い続けられる。

この感覚は、お金では買えない贅沢だと思います。

好きな人と一緒に目標を追いかける働き方になった

like member

私は上司へのご機嫌取りが苦痛でした。

毎日のように「この資料でいいですか?」「この対応で大丈夫でしょうか?」と確認を取り続ける日々。

しかも心の底から尊敬できない人だったので余計辛かったです。

教師として生徒と向き合うだけでも大変なのに、上司の顔色も伺わなければいけない。

でも今、私が一緒に仕事をするのは、こんな人たち。

  • 本気で人生を変えたいと思っている人
  • 誠実なコミュニケーションができる人
  • お互いの成長を喜び合える人
  • 共に高い目標を持てる人

全国紙にも掲載されました。

japan

実際、私のクライアントの中には「ロウトさんから学びたいです。何が何でもついていきます!」と言ってくれる方がたくさんいます。

だからこそ、私もクライアントの成長のために、深夜まで資料を作ったり、土日祝日関係なくLINEで相談に乗ったり、新しい教材を開発したりしています。

全く苦になりません。

心から応援したい人のために使う時間だからです。

公務員時代は「やらされている感」のある事務仕事も多かった。

今は「一緒に成長できる」仕事ばかり。

特に嬉しいのは、クライアントが副業で月10万円を達成した時の喜びの声、独立を決意した時の覚悟の表情、理想の生活を手に入れた時の満面の笑顔…。

この瞬間に立ち会えることが、私の何よりのモチベーションです。

好きな仕事で収入も青天井になった

money

公務員の給料は安定していて、どんなに頑張っても収入は年功序列。

情熱を注げば注ぐほど、「天井」が見えてしまう…。

でも今では教師時代の年収が月収になりました。

「何時間働いてるんですか?」

確かに独立初月は、1日だけ休んで全て仕事。働く時間に制限がないからこそ、「仕事が好き」を原動力に働き続けました。

そして4年経った今は、働き方をもっとスマートにできています。

web上に「資産」を作れるようになったからです。

  • 一度作ったnoteが定期的に売れる
  • 過去の実績が新しい仕事につながる
  • クライアントが紹介してくれる

公務員時代は働けば働くほど新しい仕事が降ってきましたが、フリーランスの場合は効率化が進んでいくんです。

「お金が全てじゃない」というのは、その通りです。

でも、「好きな仕事」で「理想の収入」を得られることは、確実に人生の選択肢を広げてくれます。

「情熱」と「収入」はよくばっていい。

これが、すごく素敵なことだと思っています。

モノを減らして好きなものに囲まれる生活になった

good life

公務員を辞めて「持ち物」が大きく変わりました。

教師時代の私の持ち物といえば…

  • スーツやネクタイ
  • 分厚い教科書や参考書
  • 大量の提出書類やファイル
  • 教材作成用の文具

今は、ノートパソコンとメモ用のノートだけです。

私生活も変わりました。

在宅ワークのおかげで、普段着はシーズンごとに2着だけ。

「とりあえず間に合わせる」ではなく「好きなものを選ぶ」になりました。

代わりに、本当に価値を感じるものには惜しみなく投資します。

・家族との思い出作り
・学びのための本や講座
・快適な仕事環境づくり
・子どもの教育

公務員時代は「持っているべきもの」に囲まれて生きていました。

フリーランスは「自分らしく生きる」をテーマに持ち物にこだわっています。

持ち物が減ると、心が豊かになるんです。

フリーランスの私のリアルな働き方

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フリーランスはずっと自由でゴロゴロしてカフェでおしゃれに仕事をしている…わけではありません。

ここからは実際の私の1日についてお伝えします。

私は毎日朝7時に起き、愛犬との散歩で心地よい朝の空気を楽しみます。

その後は家族と朝食を取りながら、一日の計画を立て、9時から仕事開始。

正午までの3時間は、クライアントへの対応やWebサイトの制作、新しいコンテンツの作成、オンラインでのミーティングを行います。

12時からは家族と一緒にゆっくりと昼食を楽しみ、15分ほど昼寝して集中力を回復。

すでにやるべきタスクは終わっていることが多いので、13時からは天気の良い日は子どもと公園で遊びます。

また、新しい企画を考えたり、自己投資のための勉強もこの時間。

子どもとおままごとに付き合うことも多いですね。

夕方5時以降は、必要に応じてオンラインミーティングを行いますが、基本的には家族との時間を大切にしています。

20時までは子どもとのお風呂や寝かしつけ。21時頃からは読書や映画鑑賞など、趣味の時間も取ります。

大切にしているのは、「仕事」と「生活」のメリハリ。

午前中は必ず机に向かい、集中して仕事をします。

パジャマのままでも構いませんが、好きな洋服に着替えてしっかり仕事モードに切り替えます。スマホも基本的にはサイレント。

場所にもこだわりません。

その日の気分や作業内容に合わせて、働く場所を選びます。

ただし、気をつけているのは「家族との約束」。

「今から2時間だけ集中して仕事をするね」

「夕方までには終わらせるから、その後は家族の時間にしよう」

家族との時間を優先するための「宣言」を必ずするようにしています。

公務員時代は「仕事の予定」が「生活」を支配していました。

でも今は「生活の予定」の中に「仕事」を組み込めています。

まとめ 公務員を辞めてフリーランスになるなら今がチャンス

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「公務員を辞めるのが怖い」と考えるのは普通です。私もそうでした。

しかし、今はフリーランスになる絶好のチャンスだと感じています。

「今」という時代は、インターネットとPCさえあれば、どこでも仕事ができる時代。私も九州の田舎で、東京の仕事をこなしています。

  • オンラインでの仕事が当たり前になった
  • 企業が積極的にフリーランスを求めている
  • スキルを学べる環境が整っている
  • 場所に縛られない働き方が認められている

いまだに紙ベースの仕事ばかりの公務員の働き方とは真逆です。

私は「安定」を手放して「不安定」を選んだと思っていました。

でも実は、フリーランスこそ「安定」だったんです。

・時間の安定(自分でコントロールできる)
・心の安定(好きな人と働ける)
・収入の安定(努力が結果に直結する)
・家族との時間の安定(24時間、そばにいられる)

公務員を辞める決断は、確かに勇気がいります。

でも、その先にある「新しい安定」は、想像以上に心地よいものです。

もし今、あなたが公務員を辞めることを考えているなら、ぜひLINEで相談してみてください。

公務員からフリーランスになり、後悔していない僕が直接、気になることに回答していきます。

最後に、これだけは言わせてください。

「安定」を求めすぎて、人生の「可能性」を諦めるのは、あまりにもったいない。

私は、公務員を辞めた今の生活に、心から満足しています。

そしてこれからも、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。

あなたの新しい一歩を、心から応援しています。

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